プロジェクト名 | AIによる金属破断面の画像解析サービスを軸とした共創プロジェクト |
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リード企業 | 株式会社神戸工業試験場 |
参加企業/機関 |
プロジェクト概要
自動車、飛行機、プラント等における破壊事故は、深刻な人的・物的被害をもたらす可能性があります。そのような破壊事故が発生した際、再発防止を目的とした速やかな原因究明調査が求められます。原因究明調査において、破壊が生じた断面の観察は非常に重要であり、フラクトグラフィ(英:Fractography)と呼ばれる学問分野として取り扱われているほどです。
このフラクトグラフィにおいて、走査型電子顕微鏡による拡大観察は非常に強力なツールです。得られた電子顕微鏡写真から破壊モードの特定が行われ、破壊に至った原因究明に役立ちます。しかし、この破壊モードの判断には高度な専門性が求められるため、近年、このような専門性を有する人材不足が産業界において深刻な問題となっています。
そこで、当プロジェクトでは、技術の進展が著しいディープラーニングを適用することで、破断面画像から破壊モードを自動判別する仕組みを開発し、SaaS型の「FraD」サービスとして2023年2月より提供を開始しました。
詳しくは、専用サイトをご覧ください。
プロジェクト活動記録
2023年2月24日(金)、鶴井副社長が「技術革新セミナー」に登壇者の一人として登壇しました。